第861号 子供は産まれながらにして母親の喜ぶことを選択している
こんばんは。パピーいしがみです。さあ、いよいよ4月になりましたね。新しい年度が始まりました。もうすぐ春休みも終わって、子供達も新年度が始まりますね。
子供も親も“ちょっとどきどき♪”だと思います。こういう年度の替わる時は、心機一転、何かを目指すチャンスです。「よ~し、今年度、私はこうするぞ!」って(^^)
そしてこの新年度の第1回目に、ご紹介したいな~と思って温めていたメールがあるんです。
ご紹介させていただくのは「ママ頑張るもん」さん。このハンドルネームもかわいらしいですよね♪ママ頑張るもんさんが入会されたのは、今から1年ほど前でしょうか?でも、妊娠~出産があったので、ちょっと講座をお休みされていました。
でも、先日、心機一転、新たな決意をもって再開されました。その時に頂いたメールがとても心に残り、「きっと共感される方が多いのではないかな?」と思って、ご紹介をお願いしてあったのですね。では、その時に頂いたメール、ご紹介させて頂きます♪
ここから・・・
こんにちはパピーさん。ママ頑張るもんです。昨日はメール誤送信して申し訳ありませんでした。でも少しリラックスできました。まず何より伝えたかったことを書いていませんでした。
パピーさん、幸せなお母さんになる為の子育ての講座を作って頂き、本当にありがとうございます。そのうえ、個別にメールで相談にものって頂けること、とても心強く思います。
先日は内容もひどくて、一人よがりなメールを送ったのに、体調が芳しくないなか返信までして頂き、パピーさんが悩めるお母さん一人一人を大切にしていらっしゃる姿勢に感動しました。
一年前に14章までは勉強したのですが、第1章から勉強をし直しています。先週第5章を終え、宿題が出来上がったのでパピーさんに見て頂ければと思います。
一年前には響いてこなかったパピーさんの言葉が、今は胸の奥まで響いてきて、渇いたスポンジに水が染み渡るように吸収されていくのがわかります。
一年前の私はテクニックを欲していました。それはつまり子供達をコントロールしたかったのだと思います。一年の間に長男が一歳になり、お姉ちゃんの長女が三歳になり、次女も誕生しました。
講座を申し込む一年前に引っ越し、夫は単身赴任、義父母との同居、生活が一変してしまい毎日がストレスの日々で、自分だけが苦しく大変で、そして孤独だと思い込んでいました。
だから子育てをしている自分だけを支えにして、心のバランスを保っていました。そんな心持ちでいたのですから、周りの人の心のことなど考えもしませんでした。
昨年夏ごろから長男に手を焼くようになりました。女の子と男の子ってこんなに行動が違うのかと驚かされましたが、癇癪がひどくて、長男を可愛く思えず、つい義母にまかせてしまいがちになりました。
長女は言葉を覚えるのが早かったので、意思疎通がとりやすく、育てやすい子だと思っていました。しかし秋に三歳の誕生日をむかえてから、言葉も発達しましたが、弟をひどく叱りつけたり、叩いたりをし出しました。
私の口真似をして怒ったり、叩いたりしている長女を見て、今までの子育てが間違っていたとやっと気づきました。パピーさんのCDを聞き、第1章から勉強をして、メルマガを読んで、やっとわかったことがあります。
私は子供に対して人として接していませんでした。一人一人の人間として尊重せずに、自分の都合や気分で接し方を変え所有物のように思っていました。だから怒っても、当たり散らしても、叩いても、「いけない」とわかりつつ、やめれなかったんです。
子供達の心は置き去りでした。この子達一人一人が人間で、心があること。やっとわかりました。そこに思い至ったとき、自分がどれだけ残酷なことをしてきたのかと思い、涙がとまりませんでした。
それから子供達への接し方や考え方、子供達の行動の受取りかたが変わりました。変わりたくても変われなかった自分が少しづつよい方向に向かっています。
指示命令するのではなく、子供達がどうやったら自発的に行動できるか工夫するようになりましたし、できないこと、やらないことも 、おおらかに受け止められるようになりました。
子供達が怒ったり、泣いたり、癇癪をおこすことが今までは本当に嫌だったのですが、一人の人として泣いたり笑ったり怒ったりすることは当たり前だし、そうやって一生懸命生きているんだな~って、嬉しく思えたりするようにもなりました。
それに子供達が泣いたり癇癪をおこしたり、目に付くような行動は全部私へのメッセージなんだなあ、と受け止めれるようになって、そのときの子供がどう思っているのか、私にどうしてほしいのか考えるようになりました。
子供達を人として尊重するために、私が努めようと思うことを目標として決めました。“見よう!聞こう!伝えよう!”です。パピーさんの認める・褒める・包むを、私なりに具体的に実行できることに置き換えてみました。
『見よう!』は、メルマガを読ませて頂き、パピーさんがよくアドバイスされていることです。子供を見ようと意識してよくよく見てみると、子供のことよく見えなかったことが本当によく見えてきます。
“◯◯ちゃんのキラキラノート”と題して、長女、長男の良いところを書くようになってからは、子供達の素敵なところを発見するのが楽しみになりました。
『聞こう!』は、子供の話は真剣に聞く。どんなことでも子供の言い分を聞くこと。また、内なる声もちゃんと聞けるよう、常に子供達に向かっ耳をすませていたいと思います。
『伝えよう!』は、褒めることはもちろんですが、子供達を大切に思っていること、後は夫が単身赴任なので、お父さんが離れていても私達を大事に思っていること、一生懸命働きながら家族を支えてくれていること、お父さんは素晴らしい人だということを伝えていきたいと思います。
この目標は子育てを終えるまでずっと心がけていきたい目標です。パピーさん、私は子供なんていらないと思っていました。私から産まれる子供なんてろくでもないから、と。
子供が産まれてからも、子供のこういう所は私の遺伝子のせいで悪いんだ!とか、夫に似ず、私に似て短気で怒りっぽくて、素直じゃなくて、etc。
子供を通して、自分を貶めていました。子供達は私から産まれたけど、私じゃない、一人の人間だということ。子供達には子供達の可能性が無限にあること。
私は子供達が思う存分その力を発揮できるよう、その手助けをすれば良いこと。それができる母親という存在の意義の深さ。パピーさんに教えて頂きました。
パピーさん、私もう自分を貶めて自分を嫌うのはやめます。好きになれる自分を子育てを通して見つけていきます。パピーさん、今四ヶ月になる娘がいます。赤ちゃんってすごいです。全身で笑うんです。
私が近づいたり、話しかけたり、あやしたりすると、もう身体全身を使って喜びを伝えてくれるんです。子供は産まれながらにして、母親の喜ぶことを選択しているそれがもうはじまっているんですね。
ごめんなさいパピーさん。宿題提出なのに、長々と書いてしまいました。最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。
ここまで・・・
ママ頑張るもんさんの目標は、“見よう!聞こう!伝えよう!”だそうです。とってもいいですよね♪
特に、今回のメールの中で、私が嬉しかったのは、ママ頑張るもんさんの考え方の変化です。“私は子供なんていらないと思っていました。私から産まれる子供なんてろくでもないから、と。
子供が産まれてからも、子供のこういう所は私の遺伝子のせいで悪いんだ!とか、夫に似ず、私に似て短気で怒りっぽくて、素直じゃなくて、etc。子供を通して、自分を貶めていました。”とありましたね。
そして、思い通りにならない子供達に・・・“自分の都合や気分で接し方を変え所有物のように思っていました。だから怒っても、当たり散らしても、叩いても、「いけない」とわかりつつ、やめれなかったんです。”と書かれていましたね。
それが今は・・・“子供達は私から産まれたけど、私じゃない、一人の人間だということ。子供達には子供達の可能性が無限にあること。私は子供達が思う存分その力を発揮できるよう、その手助けをすれば良いこと。
それができる母親という存在の意義の深さ。パピーさんに教えて頂きました。パピーさん、私もう自分を貶めて自分を嫌うのはやめます。好きになれる自分を子育てを通して見つけていきます。”と書いてくださっていましたね。
私は、本当に嬉しくて、涙が出ましたよ(TT)特に、「好きになれる自分を子育てを通して見つけていきます」の部分は、拍手を送りたいほどでした。
それになんと言っても子供は、親を「大好き」でいてくれます。ママ頑張るもんさんの言葉にも、“赤ちゃんってすごいです。全身で笑うんです。私が近づいたり、話しかけたり、あやしたりすると、もう身体全身を使って喜びを伝えてくれるんです。
子供は産まれながらにして、母親の喜ぶことを選択しているそれがもうはじまっているんですね。”とあったように、
子供は、生まれながらにして、お母さんの喜ぶ事を選択していて、その「お母さんの喜ぶ事を求める行為」は、一定期間、成長するまで、ずっと続くのです。
“この子達一人一人が人間で、心がある。”そうなんです。だから、叱ったり、強制したり、命令して動かすのではなく、ほめたり、笑ったり、喜びを表したりしながら、「お母さんは、こうしてくれると嬉しいんだよ」と教えていくのが、とても理にかなってて、自然で、そして効率的なんですね。
ママ頑張るもんさんからのメールを読んで、こんな言葉を思い出しました。
「心」が変われば「態度」が変わる。「態度」が変われば「行動」が変わる「行動」が変われば「習慣」が変わる。「習慣」が変われば「人格」が変わる。「人格」が変われば「運命」が変わる。「運命」が変われば「人生」が変わる。
私は“変わる事”を求めて欲しくないとは思うのですが、私達の心、考え方やその持ち方で、私達の未来は違ったものになっていく、それは間違いないと思います。
今までと違った気もちや考え方を新たに持ち始めれば、必ず、態度や行動が違ってきます。
すると、私達の周りが変化してきます。
それはまるで、舞台のカーテンが開き、見たことのない世界が目の前に開けるかのようです。「好きになれる自分を子育てを通して見つけていきます」はい、是非頑張ってください。
その気持ちはきっと叶うと思いますよ(^^)
ママ頑張るもんさん、貴重なご報告、そして、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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