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第885号 幼稚園の行事が苦手

こんばんは。パピーいしがみです。

このごろ、朝晩が涼しくなりましたね~(^^)先日、今年の秋刀魚を食べましたが、とてもおいしかったです。もう秋なんですね。

今週は台風が心配ですが、季節の移り変わりに四季を感じます。

さて、今日のメルマガは「幼稚園の行事が苦手」としました。

入園式・運動会・発表会・卒園式・・・など、幼稚園では、さまざまなイベントがありますが、そういうイベントが「苦手」な子、実は決して少なくありません。

今日、ご紹介するキラりんごさんの息子さんも、幼稚園のイベントが苦手でした。こんなご相談をいただいていました。

“保育園の行事が不安で心配しています。運動会や発表会、祭りでの年長さんの太鼓の演奏、卒園式・・・など

みんなの前で披露したりする場面が「恥ずかしい」と言い心配しています。練習は、楽しくがんばってやっているようです。

今までの行事も 「休んでいい?」「どうしよう・・・」と、行事の練習が始まると 本番の日までずっと心配しているので、(本番がんばったらご褒美にオモチャを買ってあげる)とオモチャでモチベーションを上げて乗り越えてきました。

先月のお泊まり保育園では、不安でいっぱいでした。クラスみんなが「楽しみだねー」と当日までカウントダウンしていたところ、息子は不安で緊張顔で「熱が出てお休みできたらいいナ・・・。」と毎日言っていました。

去年の七五三の写真撮りでは、いくら話しをしてもイヤなものはイヤ・・・袴を着るのが恥ずかしい・・・。となり、結果 ご褒美のオモチャでその気にさせて写真撮りを行いました。

また、新しい服や靴を買っても、今ある物で十分と言い 着ようとしません。”

詳しくお話を伺ってみると、キラりんごさんの息子さんも、少し不安になりやすい傾向を持っているみたいだな、と感じたので、こんな風にお返事しました。

ここから・・・

どうやら息子さんは「恥ずかしい」と言うより、不安になりやすい傾向があるみたいですね。

イベント前の緊張感やどきどきした気持ち、不安や緊張・・・それらを「恥ずかしい」と表現しているだけなのでは?とちょっと感じました。

でも「不安になりやすい傾向」を持った子は決して少なくありません。

そういう傾向を持っている子の場合、まず大事なのが「安心」させてあげる事。そして少しずつ慣らしていく・・・事なんですね。

そういう意味では、今回のお泊り保育などでも、“当日までに どこで寝るか 何を食べるか?何をするか等、安心するよう話してもらい、私からは「何かあったら迎えに行ってあげるから大丈夫だよ~」と話しました。”

と対処してくださったのは、とても良かったと思います。

そして「少しずつ慣らしていく」という意味では、今回の、お泊り保育も、今までの行事も、乗り越えてきたんですよね?でしたら、それを伝えて欲しいんですね。

「○○君は、行事があまり好きでは無いみたいだけど、今までも、いやだな~って言いながら、ちゃんと出来ていたよね?こういう事ってすごく大事で、いやなことでも、やらなくちゃならない、って事あるよね。

お母さんだって、お父さんだって、いやな事はある。でも、いやだからやらない、って言っていると、他の人が困るんだよね。だから自分がいやだな~って思っても、頑張るんだ。

そうすると、回りの人たちも喜んでくれるし、自分も「やった♪」ってちょっと嬉しい気持ちになる。○○君がお泊り保育ができたり、行事をこなしてくれると、お母さん、すごく嬉しくなるんだ。

すごいな~、こんな事もできるようになったんだな~って。これからも、いやなこともあるかもしれないけど、頑張ってやり遂げよう♪

お母さんは、そうやって頑張ってる○○君が大好きだよ」のように言ってあげたらいかがでしょうか?

お母さんの気持ちや、どうしてくれるとお母さんはうれしいか?また、あなたはもういくつも乗り越えてきている・・・のように、ちゃんと結果を残している事実を伝える。

おもちゃをご褒美にするのではなく、お母さんの気持ちや考え、そして乗り越えてきた事実、それらを話してあげるのが、私は一番よいかと思いますがいかがでしょうか?

ここまで・・・

そんな風にお返事しましたら、キラりんごさんも、納得される部分があったようです。このようにお返事を頂きました。

ここから・・・

思えば、私も心配性で、今でも決まったガソリンスタンドでしか給油しませんし、自分の運転ではドライブスルーも行きません。

銀行のATMも苦手で 必ず窓口へ行きます。初めて行く場所は下調べも完璧にします。何かハプニングがあったらどうしよう・・・なんて考えてしまいます。

まさに 息子と同じです。

そして、主人からは、私は頭が堅い!頑固!キチキチと考えすぎ!と常々言われています。これまた 許容範囲が狭いという事で息子と同じです。

何故 気がつかなかったのか不思議です。パピーさんからのお返事を頂き私と息子がそっくりと気がつきました。

そうして、息子の気持ちやこうして欲しいなどは私が一番分かるから、パピーさんのアドバイスを参考に自信を持って関わっていこう!!と思えました。

今日は 保育園の遠足に出掛けました。やはり不安になり、昨日の朝に「遠足は行きたくない!」と始まりました。

そこで、園の主任の先生と話しをし、お願いをしました。行事に対して不安になりやすいので息子がイメージ出来るように話をしてあげて欲しい事、

分からない事を聞くのは怒られると思っているようなので、本人が納得するまで何度も説明して欲しい事を伝えました。

先生も息子の事をよく分かって下さっていました。おかげで保育園で心配な事が解消できたようで、晴々として帰ってきました、

今朝は、早く起き「楽しみだー」なんて言いとてもワクワクした気持ちで出発しました。

少しずつですが、私は息子の気持ちが分かる。私だったらどうされたいか?私が子どもの頃、母にしてもらった事を考えながら進んで行きますネ^o^

ここまで・・・

なるほど、どうやらキラりんごさんと息子さんは良く似ていたようです。

キラりんごさんの言葉に、“息子の気持ちやこうして欲しいなどは私が一番分かるから、パピーさんのアドバイスを参考に自信を持って関わっていこう!!と思えました。”とありました。

キラりんごさんも言われていましたが、ご自分もとても良く似ている、としたら「私だったらどうされたいか?」を考えて、そのように対処する事も、子供に安心を与えます。

そしてその1ヵ月後。幼稚園では大きなイベントがあったそうです。夏祭りで、大勢の人の前で和太鼓を叩く・・・というイベントです。

さあどうなったでしょう?キラりんごさんからのご報告です。

ここから・・・

今日、夏祭りでの日本太鼓の初披露を無事に終わり、息子はとっても頑張る姿を見せてくれました。感動しました。

一カ月ほど前から保育園で練習が始まりました。太鼓を披露するのは、卒園までに数回あるのですが、今日の夏祭りが初のお披露目だったのです。

私は 今までの様に「恥ずかしから休みたい」となるのではないか?と心配し、そうならないように、練習が始まってからは、今までに頑張ってきた事を話したり、

「頑張る姿を見るのが楽しみだ!」と伝えたり、家に帰ってからも「お母さん見てみたいなぁ、見せて♪」などとお願いをしました。

練習時には、太鼓は完璧に演奏できるはずなのに、やはり緊張するようで、一回目は「音が聞こえる廊下から聞いていて!見ないで!」と言いました。

少しずつ、少しずつ慣れればいい。無理やりはさせない。と思い廊下から聞きました。

次の日は 「後ろからなら部屋の中で見てもいいよ!」と言いました。

更に次の日は「誰もいない部屋なら前から見ていいよ!」と言い、演奏後 すぐに 「携帯で動画を撮っていいよ!」と。

撮った動画を家族に見せて恥ずかしそうにおちゃらけていました。

本番の日の朝、息子は「本当に今日、 夏祭りの日?太鼓お母さん本当に見たいノ?」と聞いてきました。

私は、「もちろん アナタの頑張る姿みたいヨ!あと、太鼓の衣装も甚平の姿もみたい!!」と答えました。

するとあっさり「そうなんだ」とだけ言い、その後は別の話題に変わりました。そして 本番も緊張顔でしたが とってもがんばりました^ ^

何でこんなに がんばり屋さんになり、自分が苦手だった緊張する行事にのびのびと参加できるのか?不思議と嬉しさでいっぱいです!!

ただ、不安になったら こうすれば良い、と、私の中でも保育園の先生も準備が出来ていて、息子に合った対応が出来たので良かったと思います。私もちょっと自信がつきました。

今回、息子の事が心配だなぁ~という思いがジワジワ出てきて、パピーさんに相談しようかなぁと考え始めた頃から

「もっと子どもの様子を見たい!」「気持ちを共感したい!」「一緒の時間を過ごしたい!」「丁寧に接したい!」という気持ちが強くなりました。

結果 私の気持ちに変化があり、「子どもと一緒になんでもやりたい、たのしみたい」と思い、今は 鉄棒の練習を一緒に頑張っています♪

ここまで・・・

人前で太鼓を披露する・・・たとえ、それが何度も練習した事であっても、やっぱり緊張はするでしょうし、簡単には気持ちは変わりません。

ですが、キラりんごさん、とても上手に、ゆっくり、丁寧に、子供の気持ちに沿ってくださっていますね。

きっと、これで全てが解決・・・という分けでは無いと思いますが、こういう経験を積み重ねていくと、「僕は、ああいう場面でもちゃんとできた」という自信が重なり、過剰な不安が減っていくと思います。

キラりんごさんも、“何でこんなに がんばり屋さんになり、自分が苦手だった緊張する行事にのびのびと参加できるのか?不思議と嬉しさでいっぱいです!!

ただ、不安になったら こうすれば良い、と、私の中でも保育園の先生も準備が出来ていて、息子に合った対応が出来たので良かったと思います。”と書かれていましたが

「こういう時はどうしたら良いか」が分かっているってやはり貴重ですね♪

幼稚園も残り半年ですが、是非、いろんなイベントを乗り越えて、「僕にも出来る♪」という自信を育ませてあげてくださいね♪貴重なご報告、メルマガ掲載のご許可をありがとうございました(^^)

 
 
 

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