第910号 「褒める」は「癒し」にもなる
こんにちは。パピーいしがみです。昨日は、サーバーダウンの為、既定の時間にお届けできずすみません。
本日、12時頃、復旧出来まして、無事ホームページがご覧いただけるようになりました。お待たせしてすみませんでした♪
さて、このメルマガでは、「認める・褒める・包む」その3つを意識して、子供たちの良いところを伸ばしてあげてください。楽しい子育てをしてくださいね♪という気持ちで、講座や、このメルマガをお届けしています。
そのエッセンスを取り入れて、子供達に変化が訪れた方、家庭内がとても丸くなった、職場の雰囲気が良くなった、そんな嬉しいご報告を沢山頂くのですが、
中には「私には難しい」とお考えの方もおられます。
今まで、あまりうまくいった経験がなかったり、沢山の躓きを経験していたり、落ち込む事が多かったり、どうしてもネガティブ思考になってしまう、という方もおられます。
ネガティブ思考になりやすかったり、うまくいかなくて「もう無理!」と思ってしまったり、行動すること自体が「難しい」とお感じの方は、
子供たちを肯定してあげるよりも先に、自らを肯定してもらうことが必要だったりします。(ご自分に対して否定癖がついてしまうと、どうしても誰かを肯定するという事が出来にくいんですね)
ですが、大人になり、親になって子供ができると、なかなか自分を肯定してもらう事や褒めてもらう機会がありません。
ですから「行動することが難しい」と感じる方には、自分の事を褒める「褒め日記」をつけてみませんか?とご紹介します。
褒めること、肯定してもらう事は、それが“誰から”であっても受け取る側には喜びになり、高揚感を感じたり、やる気を高めてくれたりします。
その「肯定」を“自分の為に、自分でやろう”というのが「褒め日記」なんですね。
この「自分を褒める事」は、私のオリジナルだと思っていたのですが、どうやら私よりも先に研究された方がおられて、あるとき、会員さんからそのパイオニア「手塚千砂子さん」の存在を教えて頂きました。
今まで、このメルマガでも何度か紹介してきましたが、私も手塚さんの本を何冊か読んで、これは私がお話しするよりずっと良い、と感じてから、多くの方に紹介してきました。
褒め日記の方法はとても簡単です。自分の「イイな」「がんばってるな」と感じる事を毎日1つ、(それ以上でもかまいません)日記のようにノートに記載していくのです。
自分を褒める文言を書く、という事は、少し恥ずかしいと感じるかもしれませんが、誰に見せるわけでもないのですから、
小さい事で良いので「私、頑張ったな」と感じたことや、「私、○○できて偉かったよ」などのように、小さい子を褒めるように自分を褒めて、それをノートに記載していくのです。
毎日の積み重ねはとても小さいかもしれませんが、それが1文、1文と、積み重なっていくことで、「あ~、私もよくやってるじゃん」と自分で自分を肯定できるようになってきます。
すると今までネガティブ思考だったものが、ポジティブ思考に変わって行ったり、ふさぎ込んでいた気持ちが晴れやかになったり、イライラしていた気持ちが「まあ、いいか(^^)」となったり、私たちの考え方に変化が現れるのですね。
考え方に変化が出てくれば、行動にも変化が現れます。
今日、メルマガでご紹介する“あかさん”にも、その褒め日記を紹介しました。昨年の8月中旬ぐらいでしたから、ちょうど半年ぐらいやってみてくださったんですね。
そんなあかさん、気持ちがずいぶん変わったみたいですよ♪
ここから・・・
おはようございます。あかです。今日は、パピーさんが褒め日記を書くよう勧めて下さってから、今までのことを報告させてください。
褒め日記を書く前は、「どうせ私なんて何やっても無理」と何もかも諦めていました。
そして実は、「きっと、この講座を勉強しても私はうまくいかない」と、途中から適当に読み飛ばしていました。メルマガも読むのをやめていました。
メルマガを読めば読むほど、「私は、登場している人のようにがんばれない。私には無理だ」と自己嫌悪に陥ってしまいました。
同時に、勉強をしていない自分が悪い母親だと、誰かに責められているように感じていました。
いつもの悪い癖が出始め、(私は自分のことを人がどう思っているのかがすごく気になります)
「パピーさんは私のことどう思っているのだろう。自分の相談したいときだけメールしてくる、自分勝手な親と思われていないだろうか?」と相談メールを出すのが怖かったです。
でも、ちょっとずつ休みながらですが、褒め日記を続けていくうちに、漠然とした不安が減りました。怖いとか、辛いとか思わなくなってきました。
それどころか、「私、いいとこいっぱいあるなぁ。」とか、「実は、いい母親してるかも。」とか、「私って、家族に恵まれて幸せ。」と思えるようになりました。
ここまで・・・
それまでのあかさんの気持ち。
“「どうせ私なんて何やっても無理」「きっと、この講座を勉強しても私はうまくいかない。」「私は、登場している人のようにがんばれない。私には無理だ」”と書かれていましたね。
ご自分でご自分に「できっこない」と思われていたそうです。でも、それってすごくもったいない事。せっかくのチャンスも、自分で避けていたんですからね♪
ですが、ご自分を「褒める」ことを始めてくださって、約半年で、漠然とした不安が減っただけでなく、“私、いいとこいっぱいあるなぁ。実は、いい母親してるかも。私って、家族に恵まれて幸せ。”などのように考えられるようになったそうです。
それだけでなく、こんな風に続けてくださっています。
ここから・・・
子供たちのことも、かわいいなぁと自然と思えるようなりました。長男がふざけて、おしりを出してフリフリしていると、笑ってしまいます。
前の私なら、「恥ずかしいからしたらダメ!」と言っていたと思いますが、「家の中やし、楽しそうやからいっかー」と思えるようになりました。
次男が、私の大事にしているマグカップを割ってしまったときは、さすがにショックで「あー!!」と言ってしまいましたが、
大事なものを貸してしまった私も悪いし、私もお皿を欠けさしたり、割ることがあるので仕方ないよな。と思い直せました。
「ごめん」と言った次男に「いいよ。お母さんもよくあるよー。」と言えました。
子どもたちが失敗しても、「あー。それお母さんよくあるよー。」が口癖になりつつあります。
先日、買い物に行こうと子供たちと車に乗って発進してから、財布を忘れて取りに戻った時は、次男が「あー。それ○くんもよくあるー。」と言いました。
私の真似をして慰めてくれたんだなと思うと、かわいくて、かわいくて。次男が財布を忘れて取り戻ったことなどないので、ちょっと面白かったりもして。
そういう時「私、幸せやなぁ」と思えるのです。
主人も仕事が忙しいのに、休みの日は積極的に子供たちと戦いごっこをして遊んでくれます。それを見ながら夕ご飯を作る時が一番幸せで、「生きてきてよかったなぁ」と思うんです。
学生の頃は常に、死ぬこと、消えることばかり考えていました。
子供を産んでからも、苦しい、このままいっそ子供たちと一緒に・・・。とひどいことを思うことが何度もありました。
まさかこんなに、毎日を幸せと思える日が来るとは思っていませんでした。ここまで生きてきて本当によかったです。平凡な日常がすごく幸せに感じるのです。
15章には、『一歩一歩歩きましょう。ひとつひとつ乗り越えましょう。そして大きな感動と喜び、そして達成感と充実感をあなたのお子さんに味わせて』と書いてあります。
私も乗り越えたいし、達成感を味わいたいです。ゆっくり進めていこうと思います。
ここまで・・・
“学生の頃は常に、死ぬこと、消えることばかり考えていました。子供を産んでからも、苦しい、このままいっそ子供たちと一緒に・・・。とひどいことを思うことが何度もありました。”
とあったように、あかさんは以前から、辛い思い、嫌な事を何度も経験されてきたのだと思います。
ですが、ご自分でご自分を肯定することで、考え方に変化が生まれていますよね♪子供たちの失敗にも責めるのではなく、「あー。それお母さんよくあるよー」と言葉を掛け、
それが家庭内のブームになり、家庭内に相手を思いやる気持ちが満たされているように感じました。
“先日、買い物に行こうと子供たちと車に乗って発進してから、財布を忘れて取りに戻った時は、次男が「あー。それ○くんもよくあるー。」と言いました。
私の真似をして慰めてくれたんだなと思うと、かわいくて、かわいくて。次男が財布を忘れて取り戻ったことなどないので、ちょっと面白かったりもして。”
という文面を読んでも、子供たちにお母さんの失敗を思いやっている優しい気持ちを感じましたし、
“まさかこんなに、毎日を幸せと思える日が来るとは思っていませんでした。ここまで生きてきて本当によかったです。平凡な日常がすごく幸せに感じるのです。”
とあった、あかさんの言葉にも、ジーンと感動してしまいました。そして何より「幸せ」の文字がいくつも並んでいることが、本当にうれしかったです(^^)
同じ事でも、私たちの気持ちでその感じ方は大きく違います。そして、私たちのその気持ちが、周りの人に与える影響も大きく違ってきます。
“毎日を幸せと思える日が来るとは思っていませんでした。平凡な日常がすごく幸せに感じるのです。”
と書いてくださった言葉は、それだけで十分嬉しいですが、もっともっと楽しく幸せな日々が続くように、ゆっくりで結構ですから、あかさんもご自分を肯定すること。そして講座の方も、お続けくださいね♪たくさんの「幸せ」が届きますように(^^)
貴重なご報告、ありがとうございました。
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