子育ての悩み、育児の悩みなら「幸せなお母さんになる為の子育て」

幸せなお母さんになるための子育て支援サイト

友だち追加
YouTubeはじめました
毎週1回更新 無料 メルマガ会員登録
その子育ての悩みは解決できるかもしれません

ブログ

第917号 癇癪倍返し

こんばんは。パピーいしがみです。今日のメルマガのタイトルは「癇癪倍返し」です。この言葉、会員のオレンジの種さんから頂いた、ご報告のメールにあった言葉で、「なるほどな~」と感じた言葉でした。

あなたは「癇癪倍返し」と聞くとどんな風にお感じでしょう?

そう。それは子供が癇癪を起すことに対して、親がそれ以上に怒りを感じてしまい、威圧的に子供の癇癪を怒鳴る・・・そんな感じでしょうか?

子供の癇癪をさらに大人の癇癪で倍返しするかのよう・・・そんな表現を指す言葉だったのです。

もしそんな「癇癪倍返し」をしていたら、子供もさらに癇癪を起すでしょうし、決して解決には向かず、どんどん悪循環を起すだろうな・・・と予想できるかもしれません。

でも、これってけっこう多くの人がやっているんですね。ドイツに住んでおられるオレンジの種さん。そのオレンジの種さんからご報告を頂いて、「癇癪倍返し」って面白い表現ですね、とお返事したら、こんな風にメールを頂きました。

ここから・・・

癇癪倍返し、という言葉は、これまでの私の子育てを端的に表しています。

パピーさんに出会うまで、長男が何も挑戦できない、人前で話せない、自信がない、私から離れられない、、、いろんな問題の原因は、息子を包んで上げなければならない状況で、常に常に癇癪倍返しをしてきたことだと思うのです。

うすうす気づいてはいたのです。だけど、癇癪を起こす息子を前に、どうしようもないイライラ、怒りでどうしても怒鳴り返さずにはいられませんでした。

そこにはとても強い拒否感がありました。息子に対して嫌悪感すら抱いていました。どう表現すればいいのか分かりませんが、私には長男に対して「感情のブロック」の様なものがあって、包んであげなきゃと頭ではわかっていても、嫌悪感が邪魔をして、激しい怒りが勝ってしまうのです。

次男の子育てでは、本当に自然と包むことが出来ていました。自分でも不思議なくらい、(ああ、次男は今、甘えたいんだな)と分かって、自然と包んであげることが最初から出来ていたのです。

それがなぜ長男に対してはできないのか、いろんな本を読んだり、いろんな方法を試したりしましたがダメでした。

パピーさんの講座に出会うまでは、本当にこの心のブロックとの、自分自身との戦いでした。この心のブロックの為に、母親なのに子供を愛せない自分を責めその不安と自己嫌悪のために更に悪循環に陥っていく。

講座を始めて徐々に、でも確実に、自分でも信じられないくらいこの心のブロックが、しこりが消えていき、長男を心から包むことができる様になりました。

それはこれまでの人生でも経験したことがないほど嬉しい事、価値がある事です。

私はいろんなことに挑戦して、いろんなことをやり遂げたり達成したり、わりと自信のある人間でした。

でも、子育てで壁にぶち当たってのたうち回って、パピーさんの講座に救われて、未だ味わったことのない喜びを子育てから得られている。本当に不思議です。

子供を変えたいと思って始めた講座は、『私』をすっかり変えてしまいました。

ここまで・・・

お子さんが2人いらっしゃるご家庭では、どうしても「上の子がかわいくない」と思う時期って、あると思います。

多くは、下の子が生まれて環境が変わった頃ですよね。上の子は、突然弟や妹が生まれて、今まで感じていた、周りが自分に与えてくれていたまなざしの変化に気づきます。

全てが自分を中心に回っているかの様だった環境が、突然、自分ではなく弟や妹が中心になってしまい、大きな不安を感じるようになるのです。

今まで自分中心だった世界がガラッと変わり、子供は強い不安を感じ、又、以前のように甘えさせてほしい、と思ってはいても、親は下の子の事で精いっぱい。

親は、上の子には「もう自分でできるんだから一人でやって」や、普通にあるいたずらにも「なんでそんなことをするの?!」とか、お母さんの関心を引こうとするぐずりや甘えにも「いい加減にして!」と叱ってしまう。

子供はどんどん不安になり、親はどんどんイライラしていく。そして「上の子がかわいくない」となって溝が深まっていく。そんなパターンが多いようようです。

オレンジの種さんも「上の子がかわいくない」という気持ちが強く、“とても強い拒否感”“嫌悪感すら抱いていた”どうしても「感情のブロック」が働いてしまっていた。と書かれていましたね。

ですが・・・少しずつご自身の変化を感じていたオレンジの種さん。あるとき、こんなことがあったそうです。

ここから・・・

その日は一日中お出かけで、長男はとても素直で元気一杯でとても楽しく過ごせました。でも、帰宅してから汗をかいたからシャワー行こうねと誘うと、見たいテレビ番組があったので後回しに。

寝る時間になると、シャワーに行きたくないと急に怒り出し、私が少し放っておいて、次男の寝る準備をしていると、どうやら夫に怒られている様子。

あとで見に行くと、泣き怒りながら、「シャワーなんか大っ嫌い!!!」と言いながら床に転がりながら服を脱いでいました。

少し迷ったのですが、疲れて機嫌が悪くて、自分でもどうしようもない状態なんだろうなと思い、「そんな怒って。。。おいで~。眠いんだよね~。ママもそういう時あるもん」と言いつつ、

シャワーをし、体を洗ってあげ、クリームを塗り、最後に足裏マッサージまでやる大サービスで、シャワー中もプンプン怒っていた長男も最後には足ツボがイタ気持ち良かったので笑い出し、元に戻りました。

シャワーの間、なんども、「(癇癪起こすことも)そんな日もあるさ~ 気にするな~」と言っていました。私が子供だったらこうして欲しいと思って。

ちょっと甘やかしすぎてるかなぁ?とも悩みましたが、「安心させることは甘やかせとは違う」と願って。今までの私なら、長男が癇癪を起こせば、私から癇癪倍返しをしていました。「何キレてんのー!?」って自分がキレ返していました。

それが、不思議と「怒ったって、キレたっていいんだよ、そんな日もあるし、ママもよくやるやろ~(^_^;) 」と言っていました。本心から。

普通に戻った長男は、夫のところにちゃんとおやすみの挨拶と仲直りにに行きました。翌土曜日、日曜日と、長男は一番に起きて、窓のシャッターを全部開け、朝食の食器をセットして私たちをおこしてくれました。私達夫婦は目を丸くするばかり。

ここまで・・・

オレンジの種さんが、その時思ったこと。それって「私が子どもだったらこうして欲しい」でした。

「癇癪倍返し」をしていた時には、絶対にあり得なかったことが、「自分だったらこうして欲しい」をしたことで、子供はびっくりするような変化を起したのです。

オレンジの種さんのメールにもありましたが、

“長男が何も挑戦できない、人前で話せない、自信がない、私から離れられない、、、いろんな問題の原因は、息子を包んで上げなければならない状況で、常に常に癇癪倍返しをしてきたことだと思うのです、うすうす気づいてはいたのです。”

癇癪倍返しを減らせるようになっていく段階で、何も挑戦できない、人前で話せない、自信がない、私から離れられない・・・という状態だった長男さんに様々な変化が現れました。

こんな風に・・・

とても明るく、よく笑う、エネルギーが体から溢れてる感じです。とてもよく運動をするようになって、週2の運動クラブに入りました。(知らない子がたくさんいるクラブに参加するなど、去年は想像すらできず)

いろんなことに挑戦してみるようになった。目標を持った(足が速くなりたい!→運動クラブ、自主練 等々)学校への行き帰り、私の同伴なしで行けるようになった。1人でバスに乗れるようになった。

欲しいオモチャを買うために、お金を貯め、雨の中1人でお店まで行って買って帰ってきた。(去年はお金をレジの人にお金すら自分で渡せませんでした)

クラスで一緒に遊べる友達が何人かいる様子。(前のクラスでは、仲良しの子以外の話題はでず、その他の子たちと出会っても緊張している、無視という状態でしたが、今のクラスではたくさんの子たちと挨拶したり、じゃれたり緊張感が無くなってきているのを感じます)

学校での出来事をいろいろ話してくれるようになった。今日学校どうだったときくと、にっこり笑って楽しかったと教えてくれる。自分からお手伝いをしてくれることも増えた。何かお願いをすると、はーい♪と応じてくれる。

お出かけ時に自分の荷物を自分で準備できるようになった。穏やかになった。癇癪を起こすことが滅多に無くなった。起こしても気分の切り替えが早くなった。ゲーム(ウノやババ抜き等)で負けても、拗ねなくなった。

ここまで・・・

そして、変化はご主人や家庭全般にも及びます。

ここから・・・

夫がいつの間にか、とても褒め上手になっていたのです。

子供達が頑張ったことなどを見逃さず、目を見てしっかり褒めてくれます。

さらに先生や小児精神科セラピストとの面談でも、長男のポジティブな変化を話しつつ、私が毎日勉強して試行錯誤してくれているからだ、と褒めてくれました。私は感激してしまって、涙を堪えました。

次男も長男に触発されて、アルファベットや数字の勉強をしたがり、なんでも長男の真似をしたがります。

長男と対等に喧嘩までするようになり、時々長男を泣かすことも(^_^;)私も、子供達への眼差しだけに留まらず、あらゆる物の見方ががらっと変わってしまいました。

今までどれだけがんばっても変えられなかった自分が、見て見ぬ振りをしてきた自分の嫌な部分が、さら~っと毒気が抜けるように、徐々に徐々にかわっていくのがわかりました。

とにかく毎日が笑顔と感謝に溢れています。毎日、幸せを感じていられるようになりました。いろいろ問題はあるのですが、何とかなる、こっちに進んで行けば大丈夫という手応えがあるのです。

去年の四月、地獄でした。私も長男もよく泣いていました。今年の四月はこんなに笑顔で幸せを噛み締めています。

毎日一個レンガを積む。この行為のすごさを実感しています。

余談ですが、毎日一個のレンガを積む方式で、仕事で必要な中国語を毎日10分~ 勉強していますが、かなりの速度で上達しました!パピーさんの講座は語学習得にもすごい効果です(笑)

またまた長くなってしまい申し訳ありません。また嬉しいご報告ができる様に頑張ります。パピーさん、どうかお身体を大切にして下さいね!

ここまで・・・

良いですね~♪オレンジの種さんの抱いていた長男さんへの“拒否感”“嫌悪感”「感情のブロック」が減ってきたことで、起き始めた変化。それがどんどん増えて行って、今、善循環を起しているみたいですね。

良い事がさらに良い事を巻き込んで起き始めている・・・。そんな感じです(^^)

“去年の四月、地獄でした。私も長男もよく泣いていました。今年の四月はこんなに笑顔で幸せを噛み締めています。”とありましたね。

その言葉を聞けただけでも、本当に嬉しく、「あ~、ホントによかったな~」と私も幸せを感じます。是非、又、嬉しいご報告を送ってくださいね♪今回は、メルマガ掲載へのご許可、ありがとうございました。

※ご興味がありましたらどうぞ♪

★★★ 通信講座『幸せなお母さんになる為の子育て』★★★

詳しくはコチラ → クリック

号数 内容 オススメ度
879 三者面談 上の子可愛くない
840 なぜ、叱られても同じことを何度もするの? 上の子可愛くない
813 気持を聞いてほしい 癇癪
801 上の子にイライラする 上の子可愛くない
781 僕も甘えていいの? 癇癪
660 お姉ちゃんを愛せない イライラ
296 お兄ちゃんの成長 上の子可愛くない

 

関連記事

子供への贈り物
ページ上部へ戻る